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誘発分娩〜帝王切開になるまで|入院・出産レポ

誘発分娩の画像

誘発分娩がスタート|出産前日の入院

誘発分娩を始めたのは8月26日、予定日の翌日でした。

この日から入院して、いよいよ誘発分娩が始まりました。

前日の夜から下腹部の痛みはあったものの、朝になるといったん落ち着いていたため、「自然に陣痛が来るのかな?」と思いながら病院へ向かいました。

結果的には、この日一日かけて誘発分娩を行うことになります。

入院決定までの記録はこちら↓

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帝王切開〜赤ちゃん誕生までの記録はこちら↓

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誘発分娩|入院して最初にしたこと

8時30分、夫と一緒に病棟へ向かいました。

病棟のチャイムを鳴らすと、担当の助産師さんが登場。

ただし、夫は病棟の中には入れないため、ここで一度お別れです。

ここからは私ひとりで病室へ向かいました。

今回のお部屋は、誘発分娩での入院だったこともあり、そのまま出産まで過ごせるようになっている個室でした。

新生児用のコットも用意されていて、なんと隣はナースステーション。

「赤ちゃんが生まれたら、ここで過ごすんだな」

と思うと、まだ赤ちゃんはいないのに少しワクワクしました。

まずは荷物を置いて、お部屋の説明を受けます。

家で記入してきた同意書などを看護師さんに提出し、トイレを済ませてから病院の服に着替えました。

その後、

「ベッドで横になっていてください」

と言われ、看護師さんはいったん退出。

言われた通りに着替えて、とりあえず携帯だけ持ってベッドへ。

荷物は全部ソファの上に置いたままです。

すると、しばらくして看護師さんが戻ってきました。

「これから内服で誘発分娩を始めますね」

とのこと。

そしてNSTを開始し、血圧などのバイタルサインも測定しました。

ここで初めて、

「NSTをつけている間は、ずっとベッドで安静にしていないといけないんだ……」

ということを知りました。

「えっ、荷物全部ソファの上なんだけど😂」

手元にあるのは携帯だけ。

早速、

「やらかした……!」

と思いました(笑)。

誘発分娩が始まる前から、ちょっとした失敗です。


誘発分娩のための処置

今回の誘発分娩では、プロスタグランジンという薬を飲んで、お産を進めていく方法が使われました。

プロスタグランジンは、子宮を刺激して陣痛を起こしたり、出産に向けて子宮口を整えたりするための薬です。

この日は、1時間に1錠ずつ内服しました。

誘発を始める前日の時点では、子宮口は0cm。

実際に8月26日に内服を始めてからは、少しずつお腹の張りや痛みが変化していきました。

最初のうちは、

「ちょっと張るかな?」

くらいだったのですが、2錠目を飲んだあたりから下腹部痛が強くなってきたように感じました。

そして3錠目を飲み、昼食を食べたあたりから、明らかに痛みが強くなっていきます。

痛みの間隔もどんどん短くなり、2〜3分おきに痛みが来る状態に。

痛みが来ると動くことも難しく、声が出てしまうほどでした。

「これ、本当に痛い……」

と、ひたすら耐える時間。

NSTの結果を見ながら、助産師さんから「いったん内服を中止して様子を見ましょう」と言われました。

その後は、痛み自体は強いものの、少しずつ間隔が空いていきます。

そこで再びプロスタグランジンを内服することになり、4錠目を服用。

するとまた陣痛の間隔が短くなり、強い痛みに苦しむことになりました。

この日は、

「痛くなる→少し間隔が空く→また薬を飲む→痛みが強くなる」

という流れを繰り返していました。

夜中にも一度陣痛の間隔が狭くなりましたが、しばらくすると自然にまた間隔が空いていきました。

痛みは本当に強く、動けなくなるほど。

声を出さずにはいられないくらいの痛みでした。


誘発分娩|食事や水分はどうだった?

入院中の食事は昼食からスタート。

病院食なので正直そこまで期待していなかったのですが……

想像以上においしい!そして、量もしっかりある!

お昼ごはんは、なんと完食しました。

「これから出産なんだから、ちゃんと食べて体力をつけないと!」

と思って、しっかり食べました。

ただ、夜になると状況が一変。

陣痛がかなり強くなっていたので、食事どころではありません。

それでも、

「食べないと体力が持たない……」

と思い、時間をかけながら、おかずだけはなんとか完食しました。

食事中も陣痛が来るたびに手が止まるので、昼と夜では食事の難易度がまるで違いました。


誘発分娩ってどんな感じ?実際に体験してみて

実際に誘発分娩を経験してみて、率直に思ったのは、

「本当に辛かった。もう二度とやりたくない!」

です。

薬を飲んで陣痛を起こして、痛みに耐えているのに、なかなかお産が進まない。

「こんなに痛いのに、まだここなの?」

という気持ちが何度もありました。

当時は、

「最初から帝王切開を選択していたら、この痛みを経験しなくてもよかったのかな」

「この痛みは必要だったのかな」

と思ってしまうほど。

正直、かなり辛かったです。

ただ、今振り返ってみると、このときに強い陣痛を経験したからこそ、帝王切開後の痛みを「陣痛よりはまだ大丈夫」と思って頑張れた部分もあったと思います。

出産方法は自分で完全に選べるものではありませんが、少なくとも私にとっては、この経験もその後の出産や産後を乗り越える力になりました。


誘発中に破水

夕方ごろ、一度助産師さんによる内診がありました。

このときの子宮口は1cm。

そして、ここで思いがけないことが分かりました。

助産師さんに言われるまで自分では気づかなかったのですが、パンツが濡れていたのです。

検査をしてもらったところ、破水していることが分かりました。

「えっ、破水してたの?」

という感じでした。

何より、陣痛が痛すぎて、破水したことに全然気づいていませんでした😂

破水したため、産褥ショーツに着替え、パッドをつけて、そのまま横になって過ごします。

また、破水後は感染を防ぐため、抗菌薬を内服することになりました。

さらに夜には点滴で抗菌薬を投与する予定だったため、点滴のルートを確保することに。

ところが……

左、右と2回失敗。

最終的に、もう一度左腕に刺して、なんとか点滴が入りました。

失敗したところはどんどん内出血してきて、かなり痛かったです。

「痛い……🥲」

と思いながらも、相手が看護師さんだと、こちらもなんとなく緊張しますよね。

「大丈夫です!」と言いたくなる気持ち、すごく分かります(笑)。


誘発中に発熱

さらに、この日の夜には発熱もありました。

夜ごはんを食べ終わったあたりから、陣痛が来るたびにものすごい寒気に襲われるようになりました。

ただ、そのときは寒さよりも陣痛の痛みのほうが強くて、

「寒い……でも、それより痛い……」

という状態。

助産師さんが追加の毛布を持ってきてくれました。

体温を測ると、38℃まで上昇。

とにかく寒い。

そして、とにかく痛い。

毛布にくるまりながら、ひたすら陣痛に耐えていました。

その後、日付が変わる頃には陣痛も少しずつ落ち着き、熱も下がっていきました。

こうして、誘発分娩1日目が終了。

この時点ではまだ、

「明日には赤ちゃんに会えるのかな」

と思っていました。

まさか翌日に、帝王切開へ方向転換することになるとは、このときの私はまだ知りませんでした。

出産当日|一気に状況が変わる

8月27日、妊娠40週2日。

前日から続いていた誘発分娩でしたが、思うようにお産は進みませんでした。

陣痛はかなり強いのに、子宮口はなかなか開かない。

そして、赤ちゃんもなかなか降りてこない。

そんな状況の中で、朝になって主治医から今後について説明を受けることになりました。

ここから一気に状況が変わり、最終的に帝王切開で赤ちゃんを出産することになります。

陣痛はどのくらい痛かった?

結論からいうと、私の場合、「とにかく痛い」の一言でした。

どんな体勢をとっても痛い。

力を入れても痛いし、力を抜いても痛い。

「力を抜いたほうが少し楽」と分かっていても、痛すぎて自然と身体に力が入ってしまう。

すると、さらに痛くなって、呼吸をするのも難しいくらいでした。

特に誘発分娩1日目の夜は、陣痛が来るたびに泣きながら、叫びながら耐えていました。

私の陣痛間隔の記録

実際に記録していた陣痛の間隔をまとめると、こんな感じです。

時間陣痛の状態間隔の目安
8/26 5:29〜6:20陣痛開始約10〜20分
6:58〜12:42不規則数十分〜約2時間
12:47〜13:57急に短くなる約2〜6分
17:38〜18:59本格化約2〜5分
19:03〜21:51かなり規則的約2〜5分
21:53〜23:08一時的に間隔が伸びる約4〜15分
8/27 0:00〜10:00間隔が再び変化約15〜30分
10:00〜15:00再び陣痛約3〜5分
15:45帝王切開により赤ちゃん誕生—

陣痛

こうして改めて見ると、丸1日近く陣痛と付き合っていたことになります。

ただ、ずっと同じ強さだったわけではありません。

間隔が長くなって少し休める時間もあれば、2〜3分おきに痛みが来て「次の痛みが来るまでに休む暇がない」という時間もありました。

特に痛みが強くなったのは、プロスタグランジンを3錠目、4錠目と飲んだあたり。

3錠目を飲んで昼食を食べた後から、痛みが明らかに強くなり、2〜3分おきに陣痛が来るようになりました。

さらに4錠目を飲んだ後の夜も、かなり強い陣痛が続きました。

助産師さんからは、

「赤ちゃん自身もお産を進めるためのホルモンを出しているから、薬の効果が切れていても陣痛が強くなることがある」

という説明を受けました。

「赤ちゃんも頑張って出てこようとしているんだ!」

と思うと、少しだけ頑張れる気持ちにもなりました。

……とはいえ、

「こんなに痛いのに、全然降りてこないんですけど!?」

というのが正直な気持ちでした😂

なかなか進まないお産

そして、痛みの強さとは裏腹に、子宮口の開きはなかなか進みませんでした。

  • 前日の健診:0cm
  • 8月26日夜:1cm
  • 8月27日朝:2.5〜3cm

出産では、赤ちゃんが通れるように子宮口が最終的に10cmほどまで開いていく必要があります。

それを考えると、

「こんなに痛いのに、まだ2.5〜3cmなの……?」

という絶望感がありました。


赤ちゃんがなかなか降りてこない

今回の出産で一番つらかったのは、「陣痛はしっかり来ているのに、お産が進まない」ことでした。

誘発分娩をしているので、陣痛そのものはしっかり起きています。

実際、NST(お腹のセンサーで赤ちゃんの心拍やお腹の張りを確認する検査)を見た助産師さんから、

「いい張りが来てるね!これは陣痛だね!」

と言ってもらえました。

「じゃあ、このままどんどんお産が進むのかな?」

と思いますよね。

ところが、実際には子宮口がなかなか開かない。

そして何より、赤ちゃんが全然降りてきていませんでした。

陣痛が来るたびに、

「痛い!」

「もう無理!」

と耐えているのに、赤ちゃんの位置は思うように下がってこない。

そのため、途中からは、

「この痛み、何のために耐えてるんだろう……」

という気持ちになってしまいました。

もちろん、赤ちゃんが頑張っていないわけではありません。

でも、私自身は「下から赤ちゃんが生まれてくる」というイメージが、だんだん持てなくなっていきました。

「このまま陣痛だけが続いて、いつまで経っても生まれないんじゃないか」

そんな不安も出てきました。


帝王切開になる可能性を説明される

そして8月27日の朝、主治医から今後について説明を受けました。

この時点で、子宮口は2.5〜3cm。

赤ちゃんもまだ十分に降りてきていませんでした。

さらに、私の子宮は後ろ向きの位置にあり、前日の発熱によって炎症の数値も少し上がっていました。

また、破水した状態でもあったため、その点も含めて今後の方針を考える必要がありました。

先生から説明された内容をまとめると、

  • 子宮口は2.5〜3cm
  • 赤ちゃんがまだ十分に降りてきていない
  • 子宮が後ろ向きの位置にある
  • 前日の発熱後、炎症の数値が少し上がっている
  • 破水している状態
  • 点滴による誘発分娩をもう一度試すこともできる
  • レントゲン上は赤ちゃんが通れる可能性はある
  • ただし、私の恥骨の痛みが強いため、実際に分娩がどう進むかは分からない
  • 帝王切開を希望するのであれば、その日のうちに行うことができる

というものでした。

「帝王切開しかありません」

という説明ではなく、点滴で誘発を続ける方法も含めて選択肢を説明してもらったという感じです。

もともと私は、40週の健診の時点で帝王切開になる可能性について説明を受けていました。

身長145cmと小柄だったこともあり、

「もしかしたら帝王切開になるかもしれないな」

とは、ずっと思っていました。

そのため、帝王切開の話を聞いても、そこまで驚きはありませんでした。

むしろ、

「やっぱり3,000g超えてるし、そりゃ出てこないよね!」

という気持ちが強かったです😂


緊急帝王切開が決まった瞬間

最終的に帝王切開を決めるまでに、そこまで時間はかかりませんでした。

というのも、前日からの陣痛が本当に辛かったからです。

「この痛みがこのまま長引くくらいなら、もう帝王切開で終わらせてほしい」

と思っていました。

薬を飲んで陣痛を起こして、何時間も痛みに耐えている。

それなのに子宮口はなかなか開かない。

そして、赤ちゃんも降りてこない。

「まだここなの?」

と絶望していました。

さらに、主治医の先生と「どこが一番痛い?」という話をしたとき、私が特に強く感じていた恥骨周辺の痛みについても確認してもらいました。

陣痛による痛みはもちろんあります。

ただ、私の場合は恥骨周辺の痛みもかなり強く、もしその痛みが主な原因だった場合、誘発を続けても必ずしもお産が順調に進むとは限らない、という説明でした。

帝王切開を決めた瞬間

それを聞いて、

「だったら、もう帝王切開でお願いします」

と、比較的すぐに決断しました。

もともと私は、自分では「経腟分娩は難しいかもしれない」と思っていました。

だからこそ、妊娠後期に骨盤のレントゲンを撮って、

「経腟分娩でいけそうですね」

と言われたときは、むしろ、

「えっ、本当に下からいけるの!?」

と驚いたくらいです。

赤ちゃんも3,000gを超えていました。

ここまでの経過を振り返ると、

「まあ、こうなるよね」

という気持ちもありました。

もちろん、経腟分娩で産みたかった気持ちはあります。

でも、この時点ではそれ以上に、

「もうこの痛みから解放されたい。そして、無事に赤ちゃんを産みたい」

という気持ちが大きくなっていました。

こうして、私の出産は経腟分娩から帝王切開へと方針が変わることになりました。

長かった誘発分娩を経て、いよいよ赤ちゃんに会えることに。

このときは怖さもありましたが、

「あと少しで、この子に会える」

という気持ちのほうが強くなっていました。

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