入院2日目|妊娠40週二日・緊急帝王切開へ
入院2日目は緊急帝王切開となりました。
本来は誘発を行い経膣分娩での出産予定でしたが、叶うことはありませんでした。
しかし、無事に出産した今、帝王切開を選択したことに後悔はありません。
緊急帝王切開となった経緯や帝王切開について具体的に残していきたいと思います。
①入院初日|誘発分娩はどう進む?陣痛のリアル についてはこちら↓
③入院3日目|帝王切開当日のリアル についてはこちら↓
④入院4日目|帝王切開後2日目のリアルについてはこちら↓
⑤入院5日目|帝王切開後3日目のリアルについてはこちら↓
⑥入院6日目|帝王切開後4日目のリアルについてはこちら↓
⑦入院7日目|退院当日のリアルについてはこちら↓
0:00〜3:00|痛みの間隔が長くなる
最後にプロスタグランジンを内服してから約8時間経過。
日付が変わったころ、痛みの間隔が少しずつ長くなっていきました。
そこからさらに、2時ごろには約15分おき。
3時ごろには約30分おきになりました。
痛みが少し落ち着いたので休みたい気持ちはありましたが、なかなか眠れません。
感覚は空いたといっても、痛みの強さは変わりません。
痛みを乗り越えて少し経って寝そうになるとまたやってくる痛み。
忘れた頃に痛みがやってくるので、精神的に辛かったです。
4:00|眠れず、朝の準備を始める
4時ごろには、もう眠るのを諦めて、朝の準備を始めました。
長かった誘発分娩1日目。
2日目の今日は
「今日、点滴による誘発を行えば赤ちゃんに会えるのかな」
そんなことを考えながら朝を迎えました。
6:00|体温測定と採血
6時ごろに助産師さんがきて、朝の体温測定を行いました。
朝はすっかり熱も下がり、陣痛が遠のいたおかげで少し眠れたため体調は良かったです。
しかし、昨夜は発熱もあり念の為採血を行うと説明されました。
その後助産師さんに採血をしてもらい、主治医による診察があることを伝えられます。
7:00|NST
7時ごろ、助産師さんがきて診察前にNSTを行うと説明がありNSTを開始。
つけた直後より力強い心音が聞け、助産師さんからも「赤ちゃんはとっても元気ですね」とのお言葉をいただきとても安心しました。
赤ちゃんの心音を聞きながら、朝の診察を待ちました。
NST中、赤ちゃんの力強い心音を聞きながら
「本当に今日会えるのだろうか・・・」と少し不安になりました。
入院2日目|帝王切開の方向へ
8時ごろ、主治医が来て現在の状況について説明がありました。
これまでの経過で、
- 子宮口が2.5〜3cmほどからなかなか進んでいない
- 赤ちゃんがまだ十分に下がってきていない
- 子宮が後ろ向きの位置にある
- 前日の発熱後、炎症反応が少し上がっている
といった状況でした。
このまま点滴による誘発分娩を続ける方法もあるけれど、帝王切開という選択肢もあると説明されました。
また、レントゲンでは赤ちゃんが通れる可能性はあるものの、私は身長145cmと小柄で、すでに恥骨の痛みもかなり強い状態。
「このまま誘発を続けても、最終的に帝王切開になる可能性もある」
ということも含めて説明を受けました。
誘発を続けるか帝王切開にするか
ここまで頑張ってきたので、できれば自然分娩で産みたい気持ちはありました。
でも、
「もう赤ちゃんに会えるなら、帝王切開でもいい」
という気持ちになり、帝王切開を受ける方向で進めることになりました。
この気持ちになるまでに色々葛藤がありました。
もちろん私の一存では決めきれないため、少し時間をいただき夫に連絡。
先生からの説明を伝えながら、同時に
私自身先の見えない誘発を行い痛みを長引かせたくないこと。
今は赤ちゃん元気だけど、これからどうなるかはわからないため早めに帝王切開を行いたいこと。
を伝え帝王切開をすることになりました。
お腹を切ることに抵抗がなかったわけではありません。
経膣分娩、帝王切開どちらも大変だと思います。どちらも立派なお産であり、メリットデメリットもそれぞれあります。
早く赤ちゃんに会いたい気持ちもあり、先の見えない進まないお産に体力を消耗するよりは・・・。という気持ちもあり帝王切開を選びました。
夫はこの選択に否定せず寄り添ってくれました。
夫と結婚して良かったと思った瞬間です。
9:00|手術に向けた準備
9時ごろから、手術に向けた準備が始まりました。
採血、点滴、レントゲン、心電図などを行い、手術着に着替えます。
ここまで来ると、
「本当に今日、赤ちゃんが生まれるんだ」
と、少しずつ実感が湧いてきました。
しかし、同時に始めて行う手術にとても緊張してきました。
13:00|夫が到着
13時ごろ、夫が病院に来てくれました。
前日からずっと一人で頑張っていたので、夫の顔を見たときはかなり安心しました。
いよいよ手術。
怖さもありましたが、
「あと少しで赤ちゃんに会える」
という気持ちも大きくなっていました。
ところが、せっかく手術が決まったのになぜか陣痛感覚が狭まってきて激痛に。
あまりの痛がりように助産師さんの提案でNSTをすることに。
すると、陣痛は3−5分間隔。
張りもしっかりあるとのこと。
しかし、内診してもらっても赤ちゃんは全然降りてきていないし、子宮口も変わらず・・・。
帝王切開決まったんだから陣痛落ち着いてくれーーーーと心の中で絶叫しました。
入院2日目|いよいよ手術室へ
15時ごろ、手術室へ。
麻酔は硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔を使用しました。
まず局所麻酔をしてから麻酔を入れていきます。
局所麻酔は、感覚としては「チクッ」とする程度。
そのあと麻酔が入っていく感じは、少し気持ち悪いような、なんとも言えない感覚でした。
入院2日目|手術の緊張は看護師さんのおかげで和らいだ
手術室では、看護師さんがこれから何をするのか、その都度声をかけて説明してくれました。
私はそれがすごくありがたくて、
「声かけって本当に大事なんだな」
と改めて感じました。
手術台に寝転んでいるだけですが、何もわからないまま進んでいくと本当に不安を感じます。
手術室の看護師さんが細かく説明してくれて不安が和らぎました。
手術前には「タイムアウト」と呼ばれる最終確認が行われるのですが、それを聞いて
いよいよ始まるんだと思うと、緊張がピークに。
「本当に痛くないのかな?」
「麻酔はちゃんと効いているかな?」
と不安でした。
でも、実際にはお腹や足の感覚もしっかり麻酔が効いていて、手術中に痛みを感じることはありませんでした。
何か触っているような、体が揺さぶられている感じはあったのですが、感覚がないため切られている感じは全くなかったです。
入院2日目|女の子誕生!
そして15時45分。
赤ちゃんが生まれました。
女の子。
体重3,190g、身長50cmでした。
赤ちゃんの産声を聞いた瞬間、涙が出ました。
「生まれた……!」
それまでの陣痛の痛みも、誘発分娩の不安も、帝王切開への怖さも、一気に吹き飛ぶような感覚でした。
ただ、その瞬間にひとつ心残りだったのが、夫が赤ちゃんの最初の産声を聞けなかったこと。
私は手術室の中にいたので、夫にも聞かせてあげたかったなと思いました。
そのあと、きれいにしてもらった赤ちゃんを見せてもらいました。
第一印象は、
「思ったより大きい!」
でした(笑)。
「この子が本当に私のお腹の中に入っていたの?」
と、不思議な気持ちになりました。
16:00|赤ちゃんは夫のもとへ
16時ごろ、赤ちゃんは先に夫のもとへ。
私はその間、子宮の処置や傷を閉じる処置などを受けていました。
手術中に痛みはありませんでしたが、赤ちゃんが生まれたあとも、
「本当に終わったんだ……」
と、少し不思議な気持ちでした。
そして手術室を出るとき、以前お世話になった病院の先生や、後輩看護師の姿が見えました。
こんなところで会うとは思わず、知っている人に少しホッとしたのを覚えています。
16:30|夫と赤ちゃんとの時間
16時30分ごろ、部屋に戻る途中で待合室で待っていた夫と少し話すことができました。
術後のためベッドに横になったままですが、夫の顔を見てすごく安心しました。
夫もちゃんと赤ちゃんと面会できていたようで、とてもニコニコしていました。
少し話をして、ようやく二人とも
「赤ちゃん、生まれたんだね」
と実感し始めた感じです。
長かった妊娠期間が終わって、これからは3人での生活が始まるんだと思うと、嬉しいような、不思議なような気持ちでした。
同時に、赤ちゃんをちゃんと育てられるか少しの不安もありました。
16:45|病室へ戻る
16時45分ごろ、旦那との面会を終え病室へ。
部屋に到着後、看護師さんが体温や血圧などを確認してくれました。
出血の状態も確認してもらいながら、
特に問題もなくゆっくり休むよう言われました。
その後、術後ということもあり気絶するように眠っていました。
術後は1時間ごとにバイタルチェックがあるのですが、看護師さんが訪室するたびに
「あれ、寝てた・・・?」
と目が覚めて自分が眠っていたことに驚きました。
21:00|傷の痛みが出てきて、痛み止めを使用
ふと目が覚めると、少し傷が痛いことに気づきました。
21時ごろ、痛みはNRS4/10。
NRSは、痛みを「0=痛くない、10=これ以上ないほど痛い」として数字で表す方法です。
ちょうど傷や悪露の確認に助産師さんがきていたため、痛みが出てきたことを伝え点滴から痛み止めのアセトアミノフェン(アセリオ)を入れてもらいました。
その後薬が効いてきたこともあり、朝まで眠ることができました。
こうして、私の出産1日目が終わりました。
入院2日目|赤ちゃんには無事に会えたけど、想像していたお産とは違った結果へ。
誘発分娩をして、陣痛に耐えて、破水して、それでもお産が進まず、最終的には帝王切開。
想像していた出産とはまったく違う形になりました。
でも、8月27日15時45分に無事に生まれてきてくれたこと。
それだけで、本当に頑張ってよかったと思っています。